最近 "消せるボールペン" を何本か購入した。直筆で字を書いているとよく字を間違えるし漢字がポンポンでてこない。どうして?...仕事も調べ物もkeyを打つのが殆どになってしまったから。
そしてなにより、手紙をあまり書かなくなってしまった。。。
街の文房具屋さんで、伊東屋で、たまに海外で、、私はよくレターセットや葉書を買う。昔から紙ものが好きで、変わったプリントのものや透かしのあるもの、素敵なマークがシールされているものをみると買ってしまう。以前は消費とストックのバランスがとれていたが、ここ数年はまるで紙モノコ レクションのように未使用のレターセットがたまってゆく。
しかし、ゆったりとコーヒーをいただいている時、無性に手紙を書いてみたくなることがある。引き出しからゴソゴソと宛先の人が好きそうなレターセットを選び書きしたためるひと時は、とても贅沢だと思う。
そうやって書くのに夢中になると、ついつい傍らのコーヒーが既に冷めていたりする。そのひと口が "まずい" と、私はとてもがっかりする。
(冷めても美味しいコーヒーを作りたい...とこんな時に思い立った。BROWN'S BLENDは、その願いが叶ったコーヒー。)
イルマーレ(原題:the lake house)という映画がある。この映画では、主人公が時空を超えてある人と手紙をかわす。今はここにいない人、時間を共有してない人と手紙のやりとりをするという不思議でありえない話だけど、美味しいコーヒーを飲みながら書く手紙は、時空をも超えてしまいそうなくらい素直な気持ちがこもったもとなる。✏t
2012年11月30日金曜日
2012年10月17日水曜日
Dearest Stradivarius
今までの人生でとてもミステリアスな仕事に関わった2年間がある。
そこは、羊の腸(ガット)を馬の尾っぽで擦って奏でる楽器を製造販売する工房・・・なんだか不気味な商売のようだが、その楽器とは ”ヴァイオリン”。
私はご縁があってヴァイオリンを扱う会社で少し仕事をしていた。
ヴァイオリンは16世紀後半に北イタリアで誕生したのだけれど、今の今まで何一つ形が変わっていない。カタツムリのような頭に長くスマートな首、グラマラスな胴体に「f」の刺青(!)を持つヴァイオリンは、完璧に近い造形でこの世に現れたのだそう。
そのヴァイオリンの中でも最高峰に君臨する名器 ”ストラディヴァリウス”を患者とするヴァイオリンドクターがその会社を経営していた。
彼は、現代でも鑑定が難しくミステリアスな存在であるストラディヴァリウスを幾つも鑑定・修復してきた。まさにゴールデンアイとゴールデンハンドを持つヴァイオリンのお医者さん。
ストラディヴァリウスは北イタリアのクレモナで1200挺のヴァイオリンを製作し現在600挺が確認されているというが、私は都内のその会社の小さな工房でそのうちの数挺のストラディヴァリウスと遭遇した。300年も生き延びてきたこれらを前にすると、なんだか不思議な圧迫感と神聖な空気を感じた。
Dr.はどうやって本物と偽物を鑑定してきたのかを尋ねると「本物は目の前に現れたときになんともいい難い強力な圧力を感じる」という。彼もまた神がかりな感を持つ特殊な"遣い"なのかもしれない。。
そんなDr.は、かつてストラディヴァリウスが製作活動の拠点にしていたイタリア・クレモナにも工房をもつ。私がコーヒーを生業にしたいことを知っているDr.が、ある時私に「クレモナの街のとあるBar(バール)にもの凄く素敵なコーヒーマシンがある。とても古いマシンなんだけどちゃんと動く。凄くいいんだよ。」と、目をキラキラさせながら話してくれた。
クレモナのヴァイオリン職人達が束の間の休憩に、小指を立てて飲む一杯のコーヒーを淹れる「マシン」。
私は今、このマシンに会いに遠いクレモナに行きたくてしかたがない。。
そこは、羊の腸(ガット)を馬の尾っぽで擦って奏でる楽器を製造販売する工房・・・なんだか不気味な商売のようだが、その楽器とは ”ヴァイオリン”。
私はご縁があってヴァイオリンを扱う会社で少し仕事をしていた。
ヴァイオリンは16世紀後半に北イタリアで誕生したのだけれど、今の今まで何一つ形が変わっていない。カタツムリのような頭に長くスマートな首、グラマラスな胴体に「f」の刺青(!)を持つヴァイオリンは、完璧に近い造形でこの世に現れたのだそう。
そのヴァイオリンの中でも最高峰に君臨する名器 ”ストラディヴァリウス”を患者とするヴァイオリンドクターがその会社を経営していた。
彼は、現代でも鑑定が難しくミステリアスな存在であるストラディヴァリウスを幾つも鑑定・修復してきた。まさにゴールデンアイとゴールデンハンドを持つヴァイオリンのお医者さん。
ストラディヴァリウスは北イタリアのクレモナで1200挺のヴァイオリンを製作し現在600挺が確認されているというが、私は都内のその会社の小さな工房でそのうちの数挺のストラディヴァリウスと遭遇した。300年も生き延びてきたこれらを前にすると、なんだか不思議な圧迫感と神聖な空気を感じた。
Dr.はどうやって本物と偽物を鑑定してきたのかを尋ねると「本物は目の前に現れたときになんともいい難い強力な圧力を感じる」という。彼もまた神がかりな感を持つ特殊な"遣い"なのかもしれない。。
そんなDr.は、かつてストラディヴァリウスが製作活動の拠点にしていたイタリア・クレモナにも工房をもつ。私がコーヒーを生業にしたいことを知っているDr.が、ある時私に「クレモナの街のとあるBar(バール)にもの凄く素敵なコーヒーマシンがある。とても古いマシンなんだけどちゃんと動く。凄くいいんだよ。」と、目をキラキラさせながら話してくれた。
クレモナのヴァイオリン職人達が束の間の休憩に、小指を立てて飲む一杯のコーヒーを淹れる「マシン」。
私は今、このマシンに会いに遠いクレモナに行きたくてしかたがない。。
2012年10月6日土曜日
機能美
与えられた役割を果たす為に装飾の一切を排除し、これ以上何も引けない状態にまで形態構造を突き詰めた結果、自然に現れる美しさ。
ものの中に「機能美」を見つけたとき、僕は震えがくるほど心を揺さぶられる。構成するパーツに役割がないものが存在しない。ひとつひとつの存在に意味がある。
例えば動物や昆虫をじっと眺めているうち、その形状の必然に気付くことがある。
役割が視覚に現れている。
予期せずそれを見つけたとき、世界で最も会いたかった人との邂逅にも似た喜びを感じる。
“デザイン”の語源は“デッサン”と同じ“計画を記号に表す”という意味のラテン語“designare”からきているという。
そう言う意味ではこの世に存在する全ては大なり小なりなにかの役割を担うものであり、それは神が予め計画し、形に表した記号と言えるのかもしれない。
神が作ったこの世に、BROWN'Sという新しいブランドを送り出そうとする今、それを体現するデザインを考えるにあたって僕らが常に気持ちの真ん中に置いていることがある。
BROWN'Sの存在理由からその形である必然性があるか、否かである。
我々に与えられた役割を果たすため熟考に熟考を重ねた結果到達するもの。
そのひとつが「機能美」だと思っている。
ものの中に「機能美」を見つけたとき、僕は震えがくるほど心を揺さぶられる。構成するパーツに役割がないものが存在しない。ひとつひとつの存在に意味がある。
例えば動物や昆虫をじっと眺めているうち、その形状の必然に気付くことがある。
役割が視覚に現れている。
予期せずそれを見つけたとき、世界で最も会いたかった人との邂逅にも似た喜びを感じる。
“デザイン”の語源は“デッサン”と同じ“計画を記号に表す”という意味のラテン語“designare”からきているという。
そう言う意味ではこの世に存在する全ては大なり小なりなにかの役割を担うものであり、それは神が予め計画し、形に表した記号と言えるのかもしれない。
神が作ったこの世に、BROWN'Sという新しいブランドを送り出そうとする今、それを体現するデザインを考えるにあたって僕らが常に気持ちの真ん中に置いていることがある。
BROWN'Sの存在理由からその形である必然性があるか、否かである。
我々に与えられた役割を果たすため熟考に熟考を重ねた結果到達するもの。
そのひとつが「機能美」だと思っている。
2012年9月27日木曜日
Marché de YURAKUCHO
「有楽町であいましょう」という歌謡曲...1957年のヒットソング。父の世代の流行歌だったこの名曲は、当時の有楽町そごう(現在はビックカメラ)のCMソングとして作られたらしい。
その、まさに旧有楽町そごうの脇に位置する交通会館で開催されているマルシェで、私たちBROWN'Sはコーヒーを販売し始めた。
大学の学園祭の模擬店でもガールスカウトのバザーでもない。あたりまえだけど、商品をちゃんと作って、お金をいただいて販売している。
BROWN'Sはカフェを目指しているが、良い器(物件)と巡り合うまでは我々の豆をネットで販売して準備してゆこうというプランで進めていた。しかし、昨年からこの春にかけイベントとコラボレーションして豆を販売したことにも起因し、都内で開催されているマルシェにも参加してみようか...ということになった。
私は商人の家で生まれたわけでもなく、「いらっしゃいませ〜」と叫ぶのが得意でもない(笑)...カフェでゲストにコーヒーを淹れておもてなしするイメージは充分にもっているのだけど、はたしてものを販売する才能が私にあるのか??とても不安だった。
しかしその不安もうちけしてくれるくらい、いらしてくださる方々との出会いがものすごく面白い。ネットでBROWN'Sを知ってくださった方々が毎回少しづつ出向いてくださり「実際お会いしたくて...」「どんな方が作ってるのか興味があって...」といってくださると、少し恥ずかしい反面、その数倍ものすごく嬉しい。そんな方々と会話をしていると、売り上げの計算などもうどうでもよくなってしまう(笑)...それくらい、コーヒーを飲んでくださる方とのダイレクトな会話は貴重だし尊い時間になってきている。
BROWN'Sそれぞれが、今までの会社生活で体験したこのない新鮮な感覚がそこにある。
face to faceの豆販売はいつかカフェができるまでのことだけれど、足を運んでくださった方々が、なんかちょっと嬉しい気持ちになって帰途の足取りが軽やかになるような、そんな小さなおもてなしをしていきたいと思う。
♪ 有楽町であいましょう...♪
その、まさに旧有楽町そごうの脇に位置する交通会館で開催されているマルシェで、私たちBROWN'Sはコーヒーを販売し始めた。
大学の学園祭の模擬店でもガールスカウトのバザーでもない。あたりまえだけど、商品をちゃんと作って、お金をいただいて販売している。
BROWN'Sはカフェを目指しているが、良い器(物件)と巡り合うまでは我々の豆をネットで販売して準備してゆこうというプランで進めていた。しかし、昨年からこの春にかけイベントとコラボレーションして豆を販売したことにも起因し、都内で開催されているマルシェにも参加してみようか...ということになった。
私は商人の家で生まれたわけでもなく、「いらっしゃいませ〜」と叫ぶのが得意でもない(笑)...カフェでゲストにコーヒーを淹れておもてなしするイメージは充分にもっているのだけど、はたしてものを販売する才能が私にあるのか??とても不安だった。
しかしその不安もうちけしてくれるくらい、いらしてくださる方々との出会いがものすごく面白い。ネットでBROWN'Sを知ってくださった方々が毎回少しづつ出向いてくださり「実際お会いしたくて...」「どんな方が作ってるのか興味があって...」といってくださると、少し恥ずかしい反面、その数倍ものすごく嬉しい。そんな方々と会話をしていると、売り上げの計算などもうどうでもよくなってしまう(笑)...それくらい、コーヒーを飲んでくださる方とのダイレクトな会話は貴重だし尊い時間になってきている。
BROWN'Sそれぞれが、今までの会社生活で体験したこのない新鮮な感覚がそこにある。
face to faceの豆販売はいつかカフェができるまでのことだけれど、足を運んでくださった方々が、なんかちょっと嬉しい気持ちになって帰途の足取りが軽やかになるような、そんな小さなおもてなしをしていきたいと思う。
♪ 有楽町であいましょう...♪
2012年9月18日火曜日
インテリア
子供の頃、自分には贔屓の野球チームもなければ、あこがれのスポーツ選手も居なかった。外で遊ぶ事は決して嫌いではなかったが、家の中で遊ぶことのほうがそれ以上に好きだった。やんちゃをするような明るく活発な子供でもなかったし、どちらかと言えば人より目立つことを避けていた。今で言う草食系男子のハシリみたいな少年だったと思う。小学校の頃から部屋の模様替えをするのが好きで、机の位置をちょこちょこ変えてはお気に入りのものを身の回りに並べ眺めていた。思えば当時からインテリアに興味があった。というよりも日常とは違う(違って見える)空間というものに強く魅かれていた。外では友達と一緒に基地を作り、いつもと違うその場所で皆が持ち寄ったおもちゃや本に囲まれジュースを飲んだりお菓子を食べたりした。家の中では布団やマットレスを積み上げて室をつくり、まるで“かまくら”よろしく懐中電灯とマンガを持ち込んでは弟とおやつを食べた。・・・こうやって記憶を並べて気がついたが、子供時代の僕は日常とは違う空間での食べたり飲んだりがとても好きだったみたいだ。大人になった今では外での食事が好きだし、旨い酒を出す雰囲気の良いバーの1つや2つは知っている。都内の繁華街であれば居心地が良く美味しい珈琲が飲めるカフェは大概頭に入っている。どこも値段の張る店ではないが、おいしい料理や飲みものとその空間や醸される雰囲気も特別な、日常を忘れさせてくれる良店だ。どうやら僕のなかで空間と飲食は切っても切れない結びつきがあるようだ。2年前引越を考えたとき、新しい部屋探しで最もこだわった条件は、「天井が高く、四角くて広い部屋」だった。そして古物好きの自分にとって古い物件ならなお良しということ。古い建物は不便も多いが、合理化された今のものにはないデザインや贅沢さが残っているからだ。そしてついに見つけたのが今の部屋である。不動産会社によって築50年を超えるビルのいちオフィスが住宅仕様へと(程良く)最低限のコンバージョンがかけられたあと、さらに自分のイメージに準えて図面を引き、少ない予算のなか、出来る限りの我が侭を尽くしたリノベーションをかけた。そう、インテリアのテーマは迷う事無く「食べものと飲みものが美味しい空間」である。
【写真をクリックで拡大表示されます】 |
今発売中の雑誌LiVES( Vol.65)「クリエイターの家と仕事場」という特集に拙宅が取りあげられた。
(住まいとしてだけでなく仕事や打ち合わせの場所としても使っている所謂SOHOなのです)
ご興味お持ち頂けた方は是非書店で立ち読みなさってみてください(笑)
![]() |
(表紙写真も拙宅) |
2012年9月15日土曜日
Où sont les toilettes ?
カフェやレストランを訪れた時、ちょっと楽しみにしていること。
それは「トイレ」を覗くこと。
私はトイレという空間が好き。そしてトイレはとても興味深い。
素敵なカフェやレストランは、きまってトイレがきれいである。そしてとても個性的。
どうでもいいように思われるトイレだけど、お店の個性が意外とでるのがココ。
真っ白なトイレもあれば、演劇のビラで壁が埋まるトイレ、アートのご案内満載なトイレ...
変な話、私はココでがっかりすると二度とそのお店にも足がむかない。。
5分も滞在しないその空間は、実はとても配慮のいるところ。訪れた人が、気合を入れ直したりリフレッシュする空間でもある。
いつかBROWN'Sがお店を持った時、私は「トイレ」をどうするか、密かに楽しみにしている。高価な装飾にしたり華美にしたりする、ということでなく、さりげなく...
いらしたお客様にはBROWN'Sのトイレでもとっておきの時間を過ごしてもらいたいと思っている(笑)
...1畳あるかないかの小さなギャラリーで。✏t
それは「トイレ」を覗くこと。
私はトイレという空間が好き。そしてトイレはとても興味深い。
素敵なカフェやレストランは、きまってトイレがきれいである。そしてとても個性的。
どうでもいいように思われるトイレだけど、お店の個性が意外とでるのがココ。
真っ白なトイレもあれば、演劇のビラで壁が埋まるトイレ、アートのご案内満載なトイレ...
変な話、私はココでがっかりすると二度とそのお店にも足がむかない。。
5分も滞在しないその空間は、実はとても配慮のいるところ。訪れた人が、気合を入れ直したりリフレッシュする空間でもある。
いつかBROWN'Sがお店を持った時、私は「トイレ」をどうするか、密かに楽しみにしている。高価な装飾にしたり華美にしたりする、ということでなく、さりげなく...
いらしたお客様にはBROWN'Sのトイレでもとっておきの時間を過ごしてもらいたいと思っている(笑)
...1畳あるかないかの小さなギャラリーで。✏t
2012年9月5日水曜日
Coffee & Books & Things
コーヒーと本は切り離せない。
最近日本にも本屋とカフェが融合したお店が増えているが、そういうことなんだろう。
コーヒーとお気に入りの本、これに +「雨」があれば、最高の時間が過ごせ、いつのまにか日常と離れた世界に誘われる。
うちには3種類の「本」が存在する。楽譜・文庫・画集/写真集。最近、流行りの "断捨離" に習い、少し処分しよう...と試みて「本」の選別をしてみた。 "いらない本" と "いる本" を左右に分けることに決め、いざ選別!してみるが、"いる本" サイドがタワーのように積まれてしまう(笑)。
気に入った本というのは、どうしても捨てられない。月日を置いてまた読みたく(眺めたく)なったとき、直ぐ近くにいて欲しいと思う。本は不思議なもので、歳月をあけて読んでみると、以前と違った感じ方や感動がある。自分が変化してる...というか成長しているからだろうか...
雨の日の午後に、美味しいコーヒーをゆっくり淹れ、そうやって壁に収まっている本をその時の気分によって抜きとり、まったり開く時間はたまらない。
「今の時代、また読みたくなったら、ネットでもbookoffでも直ぐ買える」とも思うが、なんだかとても捨てられない。✏t
最近日本にも本屋とカフェが融合したお店が増えているが、そういうことなんだろう。
コーヒーとお気に入りの本、これに +「雨」があれば、最高の時間が過ごせ、いつのまにか日常と離れた世界に誘われる。
うちには3種類の「本」が存在する。楽譜・文庫・画集/写真集。最近、流行りの "断捨離" に習い、少し処分しよう...と試みて「本」の選別をしてみた。 "いらない本" と "いる本" を左右に分けることに決め、いざ選別!してみるが、"いる本" サイドがタワーのように積まれてしまう(笑)。
気に入った本というのは、どうしても捨てられない。月日を置いてまた読みたく(眺めたく)なったとき、直ぐ近くにいて欲しいと思う。本は不思議なもので、歳月をあけて読んでみると、以前と違った感じ方や感動がある。自分が変化してる...というか成長しているからだろうか...
雨の日の午後に、美味しいコーヒーをゆっくり淹れ、そうやって壁に収まっている本をその時の気分によって抜きとり、まったり開く時間はたまらない。
「今の時代、また読みたくなったら、ネットでもbookoffでも直ぐ買える」とも思うが、なんだかとても捨てられない。✏t
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