その昔...私が生まれる前から放送されていたアメリカの深夜トーク番組『ディック・キャベット・ショー』。数年前、この番組にジョン・レノンとオノ・ヨーコが出演した際のDVDを見つけた。
ビートルズ解散後、John&Yokoが始めてTV出演した貴重な映像が収録されているのだけど、二人の自由奔放且つ世界を敵に回すかのような仲睦まじい様子が、とてもユニークで面白い。
John&Yokoは、ロンドンのギャラリーでのYokoの個展のプレビューで出逢った。部屋の中央に脚立が置かれ、それを昇り天井からぶら下がった虫眼鏡で天井の小さな文字を見るというYokoの作品。Johnが天井に"YES"という心温まる文字を見てYokoとの出逢いに直感を感じたのは有名な話。
その後二人は世界的なBigカップルとして様々な意味でも注目され続けるのだが、反面、Yokoは "ビートルズを解散に追いやった人" と言われるほど奔放で情熱的な女性としても知られていった。
数年後...自宅からセントラルパークまでの数十メートルの道すがらJhonが撃たれてしまうという悲劇。銃弾が彼を射抜いた瞬間、寄り添って歩いていたYokoに響いたその振動はいったいどんなだったのだろう。。想像するだけで胸が張り裂けそうになる。その振音は、ずっと彼女の中に深く刻まれて消えることはないのだろう。トレードマークの大きなサングラスは、溢れる涙を幾度となく隠してきたのかもしれない。
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YOKOさんには、本当に深い悲しみを知った人にしかない強い発信力がある。様々な評価のある女性だが、私は一途で愛のある彼女の "その後" の生き方がとても好き。
アラフォーの私は考える... "思えば人生半分まできたのだなぁ" と。
私に発信力はないかもしれないけれど、女性として、何かそろそろ示していかなければならないな、と考える。
imagine
10年後の自分を想像してみよう...
コーヒーを飲みながら。✏t
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